話し方の心理学
古典と書かれているけど、基本に戻るならこれはおすすめできる。
久しぶりにマーカーがたくさんついたように思う
「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business) | |
ジェシー・S. ニーレンバーグ Jesse S. Nirenberg 日本経済新聞社 2005-10 売り上げランキング : 6577 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
筆者の主張
他人の話には興味が無い。その中で会話とは、意見を伝えるだけでなく、
感情をつたえるものとしてどのように使うかが書かれている。
本文流れ
会話を行うことは、そもそも難しい。
考えを引き出し、会話に乗ってもらうための方法を解説、
その感情の読み取り方を解説している。そして感情を向き合い読むことに
ついて記載する。
読んだ意図から、伝えるに変えていく。
複数の場合はどうするのか、説得するから、会話によりつながる方法へと
まとめている
しかしながら相手を理解し役に立つことや癒しにもつながるとして
具体的な実例を踏まえて解説している点は、面白いと思えた。
著者について
心理学の博士で実業に興味がありベースとしてた企業を設立。そこでの知見を
もって本書を展開している。
本書より
本書ではかなり、ついたので、抜粋して
「相手が何かと抵抗を示すときには、こちらの話を聞く気がないと見てよい。」
「他人の不快な感情、しかも理屈に合わない感情を目のあたりにすると、わたしたちは
なんとかして相手を説得したくなる。相手の矛盾を少し突けば、すぐに考えをただして
くれるはずだと思ってしまう。こういう場合、相手に自分の正しさを押しつけるのは
いい気持だ。相手より数段履行になった気分を味わえる。 ただひとつだけ問題がある。
相手は頑としてこちらの説得を受けつけようとしない。」
「人の考えを変えようとするのであれば、上手に質問することだ。」
「相手から求められてもいないのに、なぜすすんでアドバイスするのか。それは相手に影響
を及ぼしたいからだ。中略 こういうケースでは、自分はいま相手を説得しているからだと
いう自覚を持つことだ。」