21世紀のチェーンストア―チェーンストア経営の目的と現状
日本のチェーンストアの原点と言えば、この本になるのではと思う。
読んだきっかけ
仕事学のすすめ より、ニトリの社長が、推薦図書に進めており
この人の原点であるなら一読するのも悪くないかと思い購入。
というか、この本のシリーズかなり高い。とはいえ教科書的な内容なのだから
セミナー受けるのより安価だと思えると思う。
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そもそも、なぜチェーンストアなのかの原点から、、、、
本書の目的自体が熱い。
人の人生はその人一人だけのかけがえの無いものである。間違えた生き方を
しては取り返しがつかない一度きりの人生だからである。
そこでもっとも大事なのは20歳代から60歳代までの約40年間の過ごし方である。
言い換えれば、青・壮年期の過ごし方であり、それは通常は職業の選び方で
その人物の生きる価値が左右されてしまうためである。
では、どのよう職場や職業ならすばらしい、生きる値打ちのあるものになるだろうか。
その根本的な人間としての生きざまの選択について、サジェッションを提起するのが
本書である。
本書内では、ロマンを追うべしと書かれているが事業を追い求める目的は、このよう
に高くあってこそ広がるのかもしれない
チェーンストア経営の用語解説から始まり、諸外国の事例を通して、商業のあり方を
説いている。
チェーンストア経営の本質的意味とは、くらしに対して、豊かさを与えることで、その必
要性としての大規模化を説いている。社会的インフラとしての企業の価値観が与える
規模は大きい。今このチェーンストアの勉強会(ペガサスクラブ)の思想を説いてもなか
なか難しいだろう。
これは、社会的にみてもおもしろいのではないかと考えられるのだ。
本書ででる本音?
いわんや一般従業員の立場ならわが社の売上高規模のかくだいそのものになんの
人生の価値があるのだろう ビッグストアづくりの路線のはるかかなたに我々の手で日本
国民のくらしを変革できるというビジョンがあるからこそ、人々は努力の限りを
つくせるのである。
最後に
チェーンストア経営のモットーはインダストリアリズムでありたい
なるほどなぁ。モットーこそが世界を動かすベースなのだと改めて感じられる。
他にあげられていた推薦図書
私のウォルマート商法
ストアコンパリゾン
今度見てみよう。