MySQL セミナーを受けてきたので記載。
機密保持には当たらないと思うけど問題があるようだったら、エントリーの公開は中止
したい。
受けてきたところ
Oracle 青山本社セミナールーム
場所
1月31日 14時より17時予定が、解説と質問で、17時半過ぎまで上がっていた。
3部構成で、MySQLの最新機能を踏まえて解説している。
○新機能に関して
○エンタープライズ版に関して
○MySQL Clusterに関して
総括
新機能に関しては、MySQL本社の資料と同様で、以下の3点と細かい修正内容。
○InnoDB周りの修正について
○ロック機構の改善
○レプリケーションに関して
2,3部に関しては、商用製品の説明会の内容として実施されている。ただし、MySQLCLUSTER
に関しての関心の高さは感じ取れた。やはりまだ認知が少ない部分と、Oracle参入によりどうな
るかが不透明だからだと言えそう。また、OracleInMemoryDatabaseとの差が大きいためこのあた
りにも関心は高かった。
個人的には、エンタープライズ版のサポートのゆくえが気になったので、もう少し実際的な
話があってもよかったかなぁと感じました。
以下詳細
新機能
InnoDB プラグイン1.1の機能との統合。5.5よりデフォルトになったこと。
Crash Recoveryの修正=>これによりログサイズをフラッシュリカバリー時間と計算して
意図的に小さくする、小技は不要になった。
Chang Buffering セカンダリインデックスの修正がバッファリングされる。遅いDelete文
の処理を早く一時的なバッファしながら処理する仕組み。
ロック競合
見直しによりMutexが減った。= CPUコア数に応じてリニアにスケールするようになった。
速度向上が図れる。
準同期レプリケーション
届いていることが保証される(!=適用ではない)ため、より確実性があがった。
このためフラッシュリカバリーにおいて、REDOの適用時間が短縮されるとの解説があった。
レプリケーションのハートビート(ポーリングに近そう)が実施され製造状況を確認できる
ようになった。
細かい修正としてあげられていた点で、自分の手元で気になったものを記載する。
○Flush LOGS関連の 細かい指定が可能に。全体ではなく個別での指定ができる。
○パーティショニングの日付指定が可能に。
使い勝手の修正だが、関数を修正しながらCREATE TABLEを見なくて済むのは便利そう。
非掲載とするが、オブソレートされた文や、実行してはいけない差分など、一部解説があり
このあたりは聞いてよかったと思う。
MySQL CLUSTERの話
この辺は、普通な解説と思うけど、DataNodeにメモリたくさんとか、SCI使いましょう
なんていうのもあったけど、これはそのままなので情報調べた方がと思った。
質問で出ていたネタを聞いていると
MySQL Clusterの普及はこれからなのかなと思った。MySQL5.5を商用で入れているの
は確かに少なそうなので、このあたりは実機試しながらなんだと思うけど考え方の差を
感じる。(無謀なのかな。。)やはりやるからにはどんどん取り入れていくべきだろうと思っ
ている。
新生Oracle部門としてのMySQLと新しい機能に期待したい。