« なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか | メイン | 社名が変わる、これは衝撃だ »

プロパガンダ

         

プロパガンダ

バーネイズの古典とも言われる本の新版。PRコンサルタントを広めるために作られた
と言えるそうだ。

内容は、プロパガンダの目的と説明からなり、終の章あたりは具体的な適用事例の説明
に利用されている。

プロパガンダ[新版]プロパガンダ[新版]
エドワード・バーネイズ 中田 安彦

成甲書房 2010-10-05
売り上げランキング : 10561

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
         

プロパガンダ=大衆 とのステレオタイプのような考え方が広く考えられてしまうが、
そうでないことを気がつかせてくれた。

著書の中では、一握りの勢力をもつものを喚起し、誘導して権威づけにつなげそして
広めていく手法が書かれている。

これを思ったときに、あー、まさにバズマーケティングだって同じじゃないか、アルファ
ブロガ-などの方法だって同じじゃないかと言うことを考えさせてくれた。


そう、時代が変わっても手法のベースは同じで、他社にどうするか、どう違いをを持たせる
かなのかもしれないのだ。
需要を喚起し作りだす時代と言われてしばらくなるが、このような広く喚起し伝えていく
社会に対する専任者の考えは見てとるべきなのかもしれない。
 これが新しい競争社会で、ある形なのかもしれないなぁと改めて思った。


本書自体が、その目的を果たしているという点で、すぐれているだろう。またこの世界観は
80年近い歳月にもかかわらず有効であるとも言える。


本書から

 自分が取った行動に関して、その行動の動機となったのが何だったのかと言う本当の理由に
気づいているひとはめったにいない。

また読み直したい。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ostl.net/blog/mt-tb.cgi/616

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2010年12月04日 19:44に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか」です。

次の投稿は「社名が変わる、これは衝撃だ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
MT3系