WindowsNT開発者の葛藤まで聞こえてきそうな本で、非常に面白い。単調でもあり繰り返しでも
あるけれど、これが大規模開発への準備というか、幕開けへの本のようにも感じた。
闘うプログラマー[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達 | |
山岡 洋一 おすすめ平均 NT(ニュー・テクノロジー) ふつう 物作りの残酷もきちんと描かれています。A級のおもしろさ! 伝説のプログラマーの生き様! 天才コンピュータプログラマーたちの生き様を見よ! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
内容は、管理者でもある責任者を取り巻き、以下にやる気にさせて出していくか。
あーこういうときがあったんだなぁと感じさせる内容でよくわかる。
またプログラマーとテスターなど、製品に対しての認識の違いなど、昔からある闘いを
以下にして整理して、クリアーにはなっていないがうまく乗り越えてきたのかの経験が
わかる。
これからのプログラム作成のアンチテーゼになることは確実だ。でもこういうリリース
方針は、確かに身近に感じられたし、自分でも麻薬のような中毒性があるというのはなん
となく感じている。
人生最良のときと本書は記しているが、リリース前の過激な状況というのは、多くのプロジェ
クトでこれからの追い込みと、心が休まりすぎて空いてしまったようなこの感じはよく
描けていると思う。
登場人物が多くて、なかなか大変だけど、内容は理解できる。プログラムを取り組む前の
学生とかにもいいと思う。