セキュリティはなぜやぶられたのか
これ、情報セキュリティの専門家が書いているので、そういう系の内容(暗号技術大全など
の著者)だと思っていたのだけど、実は違った。セキュリティ一般論だけど、内容は深い。
なかなかこのトレードオフや、何のリスクを転嫁させるかっていう考え方がない人が多い
からこういうのが気づかせてくれるんじゃないかと思うのだ。
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井口 耕二 おすすめ平均 トレードオフにつきる プロセスが大事だとすると 特徴はプログラムコードが一行も出てこないこと セキュリティの考え方を学べる本 リスク管理の検討には大いに参考になる Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一生付き合っていかなければいけない、問題だと思うのでこういうのは大事だと思える。
内容は、セキュリティとは、説明、経験特に911関連から社会が変化したことに対しての
見方を記載している。
仕組みとして、どういう対策があるかなど、、、
対応のない検出に意味はない
という言葉に深さを感じるなぁ。こういう基本的な考え方をほんと覚えて行いと。多分トレード
オフの概念なんかも。
セキュリティの中心は人である
セキュリティとは再弱点問題の克服にあり、その再弱点をどういう風に保管するのかまた
その方法に関して、多層防御(堰を二つ以上設けたりすることにより保護するなど)の考え方は
なんにでも適用できるだろう。
ひとはこういうことを瞬時に判断してると考えると、それは賢いことなんだろうなぁとも思う。
ちなみに剛性というのが出てくるが、わかりにくい表現だけど、柔軟性とかと考えれば
わかりやすいと思う。