ワールド・カフェをやろう
前著のきめない会議とどう違うのかと聞かれると心苦しいものがある内容だった。
しかしながら、今回はワールドカフェにクローズアップしてより論点が散らばらないスタイルに
なっていると思った。
詳細に必要条件を記載してあるので、カフェホストとして実施したい人にはいいと思う。これは、
どんな場でも通用し、参加者の一体感を深めるためにはなかなかいいスタイルだと言えるので。
ただし、ファシリテーターの技能にも左右されるのでこの辺は、経験にもよるのかもしれない。
ワールド・カフェをやろう | |
おすすめ平均 カフェ・ホストをやりたくなりました ワールドカフェが流行りそうな予感 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて内容はと言えば
ワールドカフェとはなにかから、歴史、内容と記載がわたり、カフェホストとしてやる方法、
内容、気をつけることなどに入り実例紹介など出ている。これは読みやすく実例は非常に
分かりやすかった、
そして、留意点や、他の組み合わされる会議手法などを記載している。ワールドカフェの本質は
ダイアログにあるというが確かに、人は話したいものなのだと感じて、それを話すことで共有感覚
が得られるのかも知れないというのは確かにそう思う。
重要表現から
活用の場として 組織の中では必ずしも必要とされていない、もう一人の自分を表現し、活用
できる場を求めている人が多いということがありそうです。
ワールドカフェのプロセスは、人間は会話する生き物であるとの信念に基づいて設計されてい
ます。人間は言葉を使うことにより意思疎通をし、生きるためのノウハウを伝承しさまざまな革
新を引き起こしてきました。会話は人間にとって水や空気と同じように大切なものです。
ワールドカフェらしい会議のおわらし方。
ラウンドの終了時間を知らせるための方法としてカフェホストが手を挙げて、それに気づいた
参加者が次々と挙手しやがて全体が静かになるというほっ報は日本でも広く行われるように
なりました。
ー>たしかにこの方法はらしいなぁと思う。
ちょっと内容はずれるけどOSTに関しても
OSTの4つの原則
参加してきた人はだれであれ適切な人である。
いつ始まろうともその時が正しい時である
何が起ころうと、それが起こりうるべき唯一のことである。
いつ終ろうとも、終わった時が終わりである。
AIや、フューチャーサーチもそうだけど、ちょっと視点を考えるだけでも世界観は変わるんだろう
なぁと考えさせられる。
ファシリテーターには忘れずに。