いまや、知る人はいなくなったロングテールという言葉の生み出した本人が放つ第2段というが
実際は。
確かに、これは革命的で、今までの世代とは考え方が違ってきている。それはわかる。でもやっ
ぱりこの人、学者っぽいなぁと思わせるのだ。
前著のロングテールでも、言ってたけど、無意識に生み出した人、使っている人がいて学者は
それに理由をつけて見つけて大層な言葉を生み出したに過ぎない。その発見者の前では色あ
せて見えるのだと。
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確かにそうなのだ。この事実の発見を生かさなくてはいけないのだと考える。筆者の考えるフリー
社会には個人的には、同意しかねるが、半ばそうなりつつある以上、その戦略を考えなくてはい
けないのは自分への務めだろう。
内容は
フリーの定義から、心理学の範囲(行動経済学の範疇だ)、経済価値はどう図るべきかに踏ま
えて最終的にどう向かっていくか、最後は異論反論に関する意見 となっている。
デジタルデータとしての情報は、おそかれ早かれ無料となり、それをどう使うかが問われているの
だという。
ビジネスは、いまやいろんな価値観に分散していくのだ。この流れをうまく捕まえなければいけない
のだということは特に感じられる。
新しい視点ではないけれど、新しい仕組みを見直すために。もはやデジタルネイティブなフリー世
代が台頭しつつある。新しい価値観を見いだせなければいけないだろう。