アエラ族の憂鬱
この本、痛烈なアエラ批判である。というか、女性人権に関して、筆者の意見を解説してある。
たしかに、こんな人っているんだろうかというのがあるからこそ、こういう批判が成り立ちこう考える
ひとも出てくるのであろう。
新しい視点だったけど、勝間和代氏が、幸せな家族生活だったか、それは本人にしかわかりえない
けど、自分だったらなかなかそうとも言い切れないなぁなんていう気がしてならない。その点で
この筆者にはたしかにそうだなと思うところがあった。
筆者の展開する女性は、さまざまな役割に変身することができる点に関して
確かに、そういう見方もあるので、一概にいけないけど、そういうところが多く、延ばされるような
社会性があるといえると思う。
婚活の独り歩きについて
マスコミのとらえ方というか、千差万別な定義によるものなのかもしれない。期待とのギャップを
整理してその差ですべてをかなえられるものはないというところが、多くの、結婚戦略本には多い。
それは確かだと思う。それをすべて期待していると狭めてしまうのもちょっとかわいそうな気もして
くる。こういう点でも、すべてが同義にまとめてしまう思想の部分を考慮していかなければいけない
のかもしれない。
この本は、かなり、バッサリ明確にしている部分もあるので、好き嫌いははっきりするだろう。
これを理解して、解釈できるということは、それなりの知己を要する必要と、公平さがいるなぁと
思う。
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