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Grid Evening RACを導入する際の注意点解説

         

オラクルのセミナーを聞いてきた。

Grid Evening RACを導入する際の注意点解説

8時からと思って大遅刻。
話はほとんど終わっていたけれど、おおむね何を話したかはわかった。ちょっと気になったのが
新人さんでセミナーの講師になってたけどあれ結構つらいだろうなぁって思う。
たぶん、来てるのはほとんどプロだろうし、初心者への説明じゃないんだから厳しいんじゃないかと。
たぶん聞きたかったの、注意点といっても裏の話だから、べつに推奨しませんとかそんな話じゃ
ないと思う。

RACのおさらいから

 Shared Everytingのデータベース構造。 つまり共有ディスクを買いなさい。
 だからできる構成もある。
 A/Aで利用できる つまり死に資産がない。

これにするのは、現状のオラクル構成を変更しないでも、可用性、拡張性を担保できるからだ。

可用性としては
コネクションフェイルオーバ
 これは、tnsに書きかえるだけでオラクルの層でカバーしてくれる。
 
 Aがこけたら、Bに 接続しなさいという指示。

拡張性としては
A,Bでそれぞれ処理したりできるので、水平方向の拡張である、サーバを増やせば逃げられるという
機能が使える。


あとはキャッシュフュージョンとかノード別の処理とかの解説。
他の優秀なWEBサイトの解説によるかな。この辺は。

オラクルの構成要素

CRS
Cluster Ready Services
処理量を調整(ワークロード)
IPの管理をする。 ちなみに運用している経験からいえば、RAC構成にした場合IPはフロント側に最低4つ必要
 ひとつを共有するのでなくて、それぞれに仮想を持たせる構成になっている。

CSS
Cluster-Synchronaization Services
サーバ情報を管理
 一貫性管理を行う。(VoteingDiskとか どれがやりますかを管理するディスク領域。
 スピリットブレインと呼ばれる俺やるよ が判定できなくなった場合にだれがこれやりますかを 投票形式で
 管理しているから。)
障害管理をする。

EM
エンタープライズマネジャーのほうではなくEventManger
アプリケーションの管理
 高速フェイルオーバとかはここの管理。

質問が相次いでいた。

         

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2009年10月28日 23:17に投稿されたエントリーのページです。

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