パフォーマンスマネジメント
いま読んでいる本もそうだけど、この行動分析学に関する書籍は具体的なっていて
どの本も判をを押したように読みやすい。
この本もそんな具体例と、主人公が分析をしてそれを行動原理に当てはめて解決を
していくストーリーだてになっていた。
ちなみにパフォーマンスマネジメントは行動分析学の一分野でもある。
この本の中でも、死人にできないことはすべて行動である。つまり行動分析学で解決
できるということであった。。
さてそれから始まる、ABC分析と言うのがある。つまり行動、事由、結果に分けて
望ましい行動に対して成果を与えていく。
プロジェクトも項目分析からしていくわけだしばらしていくことは明確にするため
にもやっておく必要がある。(WBS構築など)
これを行った上で、良いこと、悪いこと (行動分析学的には好子と嫌子)を正確
に使い分けていくという事だそうだ。
本文から
医学はそうかもしれないが、行動の科学は化学や生物学のように発達していない
し役に立たないと主張する人は、ぜひ行動分析学の文献に当たって欲しい。
もちろん、人間という複雑な対象を相手にする科学だからこそ完璧というわけには
いかないが、現代の行動分析学は非常に進んでいる。感や経験に頼るよりは、はる
かに安全で、効果的で信頼ができるとわかるはずだ。
KKD(経験、勘、度胸)に頼らずともできると言うことは非常に重要だ。こうい
う学問分野はまだまだ必要であると思う。
そうすんなり行かないと思うのがストーリー仕立ての話だけど、小説だってそういう
ものだから、なれなのかも知れない。
パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学 | |
島宗 理 おすすめ平均 行動分析学はいけそう。 行動分析学を身の回りのシーンから学習するのに最適 実践論と学術論を繋ぐ入門書 とにかく読みやすいです 行動分析をどのように実践したらよいのか Amazonで詳しく見る by G-Tools |