この本は文句なしに面白いと思う。
なんとなく本屋で見るたびに、あー早く読みたいなぁとおもいつつも今ある本を
整理してから読み直そうと伸ばしていた本である。
そんな期待もあるなかで、期待を裏切らない面白いタッチでの軽快に進んでいく
物語は非常に面白いです。
ある程度、脚色しているのはあると思うけど、そういうの考えてもすらっと読み
こなせます。
建築のコンペなんて出来レース何だよと言う中で、規定に反して、これだという
コンセプトを読み解く前衛的な姿勢にはあらためて、これがすごいといわれるゆ
えんなんだなぁとは思いました。
少なくとも、都庁は、どうして立てられたのかっていうのは考えさせられるけど
その裏にある事情みたいなのものは見逃せないと思う。
都民でなくても。
同じ著者の、光の教会に関した本もちょっと惹かれます。
磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ | |
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