SEO対策=順位上げではない。自分はこれに気がついていなかった。
一般にSEOといえば検索結果で上位を目指せばいいんでしょ見たいに考えていた。
要は広告なのだということ。つまり露出をどうするかという制御でありそれをコントロ
ールすることなのだ。
どうみせて、アピールしていくのか、サイトとしての総合施策が問われる。
さらにネットの世界ではトラッキング、コンバージョンが取れることから
成績を考えるということが非常に明確なので、それを踏まえてやみくもに一喜一憂
するのではなく、すべての項目で網羅的に対応していくことなのかも。
最近はやっているLPOの本と言うことでこれを読みながらふと思った。個人的にはこ
の本はオススメ。良くできてると思う。
SEM:検索連動型キーワード広告
SEM:検索連動型キーワード広告 Googleアドワーズ&Overtureスポンサードサーチ対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。 大内 範行 岡本 典子 齊藤 康祐 インプレスジャパン 2008-02-08 売り上げランキング : 2651 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
自分で出稿してみたことはないけど、業者任せにしないでまずはやってみて実践で
つかむというのは必要かも知れない。
確かに代理店に指示を出せば、契約の2割で調整とかやってくれるのかもしれない
けどその前になにをすべきか、どんな施策ができるのかを明確にしておく。どういう
業態でどんなものが必要とされているのかを担当を通してか教えないといけないの
だろう。
たとえば、オーガニックサーチ(通常の検索)1位にでているワードでは検索連動型の
キーワード広告にはあえて出稿しないとか
1位のワードであれば 金額をあえて下げて、2ページ目に出稿されるように意図的に
するとか。それでユーザに露出する機会を増やそうって考えらしい。
関連キーワード:SERPsJackとはなにか。
SERPs(Search Engine Results Pages)をJackする。
検索エンジンの結果ページにおいて、表示される結果としてドメインがひとつに絞られ
るてしまうことを逆に利用してマルチドメインから露出機会を上げることをさす。※(正
確には、1ドメインあたり2ページ)
つまり
ostl.netが1位であれば2位ostlblog.netとかで3位も利用していきましょうという施策。
お金は掛かるので、関連するキーワードなりの総合的な策があってなせる業だけど、
こういう発想ができないといけないのだろう。
こういうのを考えるって総合的に施策を考えないといけないんだなぁって思う。
そもそも論から言ってしまうと、SEOも広告の一種なのであって、リターンコストを明確に
して置かないとトータルでかかってしまうのも本末転倒か。