« ドリアデ LIO(リオ) (照明について) | メイン | 監視ツールCACTIの導入 »

結婚式教会の誕生

         

結婚式教会とは、

信者がなくミサを行わない教会で、主役を引き立てるための舞台装置としての
教会の建築構造関して、日本人ならではの価値観などを考えさせられる書籍
だった

日本における宗教観や、欧米志向のような考えが垣間見れて面白い洞察だと思
う。確かに幹線道路沿いに突如現れる、尖塔をもつ建物が異様に移らないのは
日本人が麻痺している証拠なのかもしれない。
また日本の商業主義とした、教会建築(妙にフラットで、ドレスを美しく見せる
ためだけの廊下など、構造上ちょっと間に合わせ?バックを取らず、バロックと
か混合など)の視点が独自で面白い。

そもそもウエディングビレッジって概念は言われてみれば変だなぁと思う。

ちなみに結婚情報誌に、教会のインデックスで廊下の長さと、会談での撮影が
可能かどうか書いてあるなんて知らなかったなぁ。結婚式に対する、豪華主義
など、世界から見た日本の結婚観など面白いと思う。

視点の切替で、世界は違って見えるものなのかもしれない。

「結婚式教会」の誕生「結婚式教会」の誕生
五十嵐 太郎

春秋社 2007-08
売り上げランキング : 66490
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
         

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ostl.net/blog/mt-tb.cgi/273

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年01月23日 17:49に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ドリアデ LIO(リオ) (照明について)」です。

次の投稿は「監視ツールCACTIの導入」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
MT3系