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ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

         

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

ネット社会だからすぐに廃れて言ってしまうようなものあるけど、ちょっと前の話と展開がどうして
なりえたのか、今後どういう風になっていくのかを記載している。

情報を保持し、保有する時代は終わり、それを公開し、みんなに助けてもらいながら進めていく
という新しい展開方法に関して記載している。

特に面白いのが、自社としてどうしようもないものを捨てるのではなく、公開しえれば影響は少な
いし成長すれば万々歳じゃないかというな点で書いている点だ。
これにはとてもよく共感できた。たとえば、自社で失敗してどうしようもないようなプロジェクトがあ
り、赤字部門だったりならば、その機能を公開し、ほかに有益に変えられる人に教えを請うのだ。
なにも自社で機能を改善し、追加していくことだけが進化ではないと気がつかせてくれる。

ただし、みんながやりやすいように、支援するという立場を忘れてはならないということも記載して
あった。
オープンソースモデルによる成長は企業がこの機能をと制御するのではなくみんなに確認しながら
も、じゃあ、自分が実装するよというような協力型のモデルなのだ。このほうが理解や協力を得やす
いのだと思う。
人はお金のためだけに動いているのではなく、その誇りやなにか成果をもってしていることを忘れて
はいけない。そういうことをよく考えさせられた。

そういえば紹介用のサービスもこういう成長の仕方があったんじゃないかなぁといまさらながら思う。

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ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ 井口 耕二

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2007年10月27日 16:14に投稿されたエントリーのページです。

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