この本は圧倒的な感想と悲痛な思いが伝わってくる。大抵の過労死による
被害者は家族である。 いきなり読みはじめから涙が出てくる。
そもそもこの本自体は、朝日新聞の天声人語の紹介からきているのだけど
その際にすごく引かれたからだ。
バブル崩壊後の社会構造が変わろうとしていたそのときに大きく動いた
時代のはざまでもあったのかもしれない。ただこういった傾向はまだまだ
あると思うし同じ過ちを認める姿勢や、社会の目を強くしていくべきだろ
う。
日本は幸福(しあわせ)か―過労死・残された50人の妻たちの手記 全国過労死を考える家族の会 教育史料出版会 1991-11 売り上げランキング : 540617 Amazonで詳しく見る by G-Tools |