聖路加病院をベースにそのブランド力の神髄を語っている。自分にはなかなか面白い話
ではあった。 よく日野原先生をテーマに書かれることも多いけどこれは珍しくそうい
うのでは無いところもなかなか面白い視点かもなぁと思う。
どういう風に今後の病院経営を広めていくのか、その展開とに苦労する全国の病院のな
かでの話や実情もかいま見れる。経営と医療の狭間でなかなか難しい部分も持ちながら
今後のあり方を問われるということを訴えているようでもあった。
キリスト教的な話も踏まえながら聖路加のありかたを日本橋の三越になっては行けない
と説いている。そうなじみの客だけでなく新しい時代変化もとらえていかなくては今後
は立ち行かなくなるだろう。
リーダーは95歳―日野原重明と聖路加国際病院の人々 大久保 隆弘 ダイヤモンド社 2006-11-17 売り上げランキング : 54230 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |